この数年、春になるとこの桜を撮っている。別に定点観測のつもりはないが、「今年もきれいに花をつけているだろうか」と思い、事務所から数分のキョリにあるこの桜を見にいくのだ。
そして、もう一つの興味がある。人間とどのような関わりをもって生きているのかということである。
人の頭が当たるところに、黄色のビニールテープが巻かれているのは変わらないが、今年は一本の棒が太い枝を支えていた。その姿はまるで人間が杖をついているようだった。
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この写真を撮ったのは4月10日である。今は18日の嵐が花をほとんど散らせてしまった。
Apl. 10,2011 1:04PM at Shimoyamate-dori in Kobe
Fine Pix S5Pro f6.3 1/320sec.ISO160
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