2009年05月03日(日)   <<BACK>>

芸術文化センター

 佐渡裕さんが芸術監督をしている兵庫県芸術文化センターへ行ってきた。バックステージツアー『芸術文化センターの舞台ってどきどき!』という催しで、一言でいって舞台裏見学会である。
 震災復興のシンボル的な役割を担った芸術文化センター(芸文)。大体、県にしても市にしても役所の仕事のやり方は受動的である。税金をどう使うのか、という頭はあっても、プロモーションの下手なことといったらこの上もない。しかし佐渡さんを呼んできたのは大正解であった。
 スタッフの職員もこまごまよく気がつき、よく働く。いままで数回、演奏を聞きに来た。今日の舞台裏見学会では、スタッフも普段入れない所も見せてくれた。もし、佐渡さんではなく県の職員がトップであったなら、立ち入り禁止区域をたくさん作ったりしただろう。いやいや、こういう企画すらなかったろう。

→舞台から観客席を見る
 さまざまな装置などを見学した後、舞台に立って、観客席を見る。舞台の音響反射板は後ろに移動できる。すると観客席と同じ位の広い舞台になるのだ。




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