桜が咲いた(6)
→もうすぐ夕方 ちょうど一年前にも同じ桜を掲載している。この間に周りの情景は一変した。それまでのビルが取り壊され、新しいビルの建築準備が着々と進んでいる。 太い枝が人の頭にあたるので、黄色のビニールテープが
巻かれているのは以前と変わりない。この桜の木は人の生活と共にある。枝を切らずにテープを巻く。巻いた時、その人は何を思っていたか分からないが、その行為にはその人の人生が集約されている。決しておおげさではなく‥‥‥。(桜シリーズはこれで終わります。)