2006年11月05日(日)   <<BACK>>

朝のすごし方

 朝、ミスドでアイスティーを注文した。窓ごしに皆、足早で駅へ向かっているのが見える。やや前傾姿勢で。まわりがよく見えていないかのようである。恐らく頭の中はさまざまな想念で満たされているのであろう。今日の仕事の予定とか、あるいは、昨日の腹立たしいことを思い出し、感情までそのまま再現してしまい、朝からホットになっている人もいるかもしれない。
  毎日、個々の想念は違うが、過去や未来の映像を描き、それにとらわれているという点では、昨日も今日も、AさんもBさんもそれほど変わらない。しかし、朝から想念の捕われの身となっていては、今日一日の過ごし方がほぼ決まってしまうようなものである。
 朝という脳みそ(真新しいページ)に自分がどういう言葉を書くのかというのはかなり大事なことである。その言葉の影響を自身が受けて二行、三行と続いていく場合が多いからだ。たった一行で終わったとしても、自分にとって大切なことであれば、それは宝物である。そして内容以上に書くと言う姿勢、試みは心を成長させる種子ともなる。
 まず「自分にとって一番大切なことは何か」と自問し、出てきたことを脳裏に残すか、メモにしておく。
  これは自分の心をノックしているようなものである。すぐに応答がないかもしれない。もしそうだとしても、決して無駄とは思わず毎朝繰返していると自らの言葉が出てくるだろう。その自分の声を記しておこう。
 新たに、感情を伴った想念が湧いて出るようだったら、気分を変えて自分の気息だけに集中するようにするとよい。
 自分の最も大事なことが何かということが出たら、次に「その一番大事なことを最優先にしているか、時間を割いているか」問うてみよう。
 ていねいに、そしてゆっくりと、自分を責めずに。

→この写真は先月に撮ったものだ。その日のダイアリはその日に撮った写真を掲載しようと思いかなり実行してきたが、それだと毎日カメラを持ち歩かなければならなくなる。ちょっと無理を感じ始めた。まあ、適当にいこうと思う。この公園では朝の7時半から8時半ぐらいが特に気持ちがよい。

 


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