昨日、誕生日の話をしたが、生まれた子に対面して、親がどういう〈想い〉をもつかということは、極めて大切なことだと思う。親のその〈想い〉に一番影響を受けるのは、ほかの誰でもない、親自身だ。そしてそれはなんらかの言動に表れ、子に影響を及ぼす。その〈想い〉は健康を願うもの、人生の荒波を乗り切ってほしいと願うもの、などさまざまだと思うが、もしかして子が受ける物理的利益以外に「人間（精神性）の向上」「人や自然を大切にしてほしい」といった心の成長を願う親もいるだろう。この〈想い〉は特に貴重である。
　〈精神性の向上〉と言えば、「人格」という言葉を思い浮かべるが、どうもこの言葉は使いたくない。「ステージが高い、低い」と言っているようで。「あの人」がステージという言葉を使うようになってから、なんともウサン臭い言葉になった。

→見てのとおり、私の想いは相手に、相手の想いは私に 伝わっている。